小児歯科(矯正治療)|豊明市の歯医者|名鉄豊明駅より徒歩1分

MENU

小児歯科(矯正治療)

お子さんの大事な歯を守ります

十分な効果をあげるため、3~4ヶ月に1回のフッ素塗布をお勧めします。当クリニックではフッ素塗布を気軽に行って頂きたいため、無料で行っております。

フッ素の効果

歯の質を強くします

フッ素を取りこむことにより、歯の質を虫歯になりにくい構造に強化します。

歯の再石灰化を促進させます

虫歯になりかけた歯の再石灰化を促し、自然治癒しやすくします。

現代の子供に多くなっている「口腔機能発達不全症」ご存知ですか?

平成30年の保険診療の病名に「口腔機能発達不全症」が収載されました。これはどのようなものかというと、以下のものなどが挙げられます。

1.うまく咬めない(咀嚼障害)

歯並びに異常がある、歯の萌出に遅れがあるなどでうまく噛み締められず、硬い食べ物や繊維質の食べ物を嫌がるなどが特徴です。

2.うまく飲み込めない(嚥下障害)

前に述べた咀嚼障害に伴いうまく飲み込めず、食事の時間が長い、のどの奥が敏感でハブラシの刺激でえずく症状なども特徴です。

3.うまく発音できない(構音障害)

唇の内側や舌のスジが伸びておらず、口が小さい、舌ったらずな喋り方が特徴です。

4.鼻呼吸ができない(口唇閉鎖不全)

いつもポカンと口を開いている、前歯が茶色く着色している、前歯がまだらに白いところ(エナメル質う蝕)があるなどが特徴です。

これらの症状が改善されないとお口(唇・頬)や舌の筋肉がうまく育ちません。
実はこの「口腔機能発達不全症」こそが歯並びが悪くなる原因なのです!

歯並びのでき方とは

歯列は内側が舌、外側が唇・頬に囲われています。歯はこの舌と唇・頬の筋肉の調和した場所に並んでいきます。
ところが最近のお子様はこの筋肉が上手く育っていないために、歯並びに乱れを生じることが多くなっています。

なぜお口の筋肉が育たないのか?

現代人は食事の内容が一昔前より柔らかいものを好む傾向にあることから、食べ物を噛む回数が減少しており、それに伴い噛む筋肉、舌の筋肉が弱ってきております。また、姿勢の悪いお子様が多くなってきていることから、左右の噛む筋肉、舌と唇・頬の筋肉(内側と外側の筋肉)のバランスが乱れ、前後・左右に歪んだ歯並びのお子様が多くなってきています。

歯列不正にはどのようなものがあるのか

叢生(そうせい)

歯が重なっており歯並びがガタガタの状態です。
ブラッシングが難しく、虫歯や歯肉炎・歯周炎になりやすい状態です。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の前歯が前方に出た状態です。
見た目が悪いだけでなく、口が閉じづらいため、口が乾燥しやすく、上の前歯に虫歯がきやすい状態です。

下顎前突(ががくぜんとつ)

下の歯が上の歯より前に出た状態です。
見た目が悪いだけでなく、上顎の成長が妨げられます。構音障害や咀嚼障害、肩こりを生ずる場合があります。

開咬(かいこう)

一般的には上下の前歯が当たっていない状態です。
奥歯の負担が大きくなるため、顎関節症や咬合性外傷、口呼吸になりやすいです。

過蓋咬合(かがいこうごう)

下の前歯が上の前歯に隠れて見えない状態です。
下顎の成長が妨げられ顎関節症になりやすく、下の前歯が上の歯茎に当たり傷ができやすくなります。

正しい姿勢、摂食嚥下を導くMFT(筋機能療法)

当クリニックでは不正咬合の根本的な原因となっている悪い姿勢、摂食時の誤った咀嚼・嚥下について精密検査でチェックします。その上で調和の取れた口腔周囲筋(舌・唇・頬)を育成するMFT(筋機能療法)を行います。

歯並びが大きく変化する幼稚園、小学生こそ治療のチャンス

他院では永久歯に生え変わるまで経過観察となっているお子様もいる様ですが、顎顔面の骨格・口腔周囲筋が大きく変化する幼稚園・小学生の時にこそ、やるべきことがあるのです。お子様の歯並びにお困りの方はご相談ください。